判断基準

メキシコでの盲腸手術:約90万円

  • 全体的に、日本の約2倍の額の医療費(日本の10割負担額と比較)
  • 重病で日本に移送になったときの費用 約600万円
のむてつ所長のむてつ所長

盲腸手術で90万円のレベルなので、「治療費」の補償限度額としては、最低250万円は欲しいところです(「治療・救援費用」の合算の場合は最低900万円は欲しいです)。

メキシコの医療費は、アメリカ・カナダほど高くはないですが、日本の約2倍ですので、かなり高い医療費です。

年会費無料のクレジットカードに付帯する保険が、治療費の限度額が200万円なので、カード付帯保険だけでカバーしようと思うと、最低2枚のカードは必要。(参考:クレジットカード海外旅行保険比較表(80種以上))

重病時に、日本へ移送するときの費用は約600万円。これは「救援者費用」という項目でカバーされるのですが、350万円となると、やはり救援者費用の面でも保険付帯カード2枚が必要となります。

ただし、カード付帯保険は90日間が最長です。それ以上の期間の場合は、別の節約方法が必要です。こちらの記事にまとめています。⇒半年〜1年など長期海外旅行保険の節約方法3つ

以下、参考にしたデータ・情報

現在の為替レート:1メキシコ・ペソ=failed円 (←googleからの自動取得値)

↑この現在の為替レートは、下記の昔のデータと比較するときに、ご利用ください。

2008年のデータ

↓出典:ジェイアイ傷害火災HP(2008年2月。1メキシコペソ=約9.7〜10円)

メキシコシティの医療費
  内容 日本(参考)
救急車の料金 ①公営:無料
②民営:4.3万円
①無料
②通常利用しない
初診料 1.1万円 2,700円
病院部屋代
(1日当たり)
①相部屋:通常利用しない
②個室:2.2万~3.3万円
③ICU:4.3万~4.9万円
①1.7万円
②2万~5万円
③8.8万円
盲腸手術の治療費 ①総費用:76万~87万円
②平均入院日数:5~6日
①40万円
②4~7日間
骨折時の治療費
(橈骨末端閉鎖性骨折)
3.3万~4.3万円 1.5万円
ファミリードクター制度 あり
*緊急時を除き、(歯科等一部を除き)全科診察可能な医師の診察を受け、その後必要に応じ専門医へ紹介
なし
*初診から専門医の受診が可能(ただし、総合病院等で紹介状が必要な場合あり)
乳児死亡率(1千人当たり) 15人 2.4人

↑乳児死亡率のみ2011年のデータ。

その他情報

医療レベルは一定の水準にあり、都市部の私立病院の中には、アメリカと比較しても遜色ない設備の整った病院もあります。ただし、公立病院では予算不足による機材や設備の老朽化、医薬品の不足が問題となっており、満足な治療が受けられない場合があるため、ほとんどの日本人は私立病院を受診します。病院では医師以外は、英語の通じない病院スタッフがほとんどです。

私立病院での医療費支払いは高額なため、クレジットカードが必要です。医療費は高額で、例を挙げると診察が1万円(検査・薬代は別会計)、血糖検査1,500円、腹部超音波検査2万5千円、胸部X線検査4千円、MRI検査9万円、上部消化管内視鏡検査10万円などです。

また、入院の室料は1泊1万円から8万円程度です。例えば、私立病院に下痢・嘔吐による脱水で入院した乳児が血液検査・抗生物質を含む点滴を受けて3日間の入院で25万円程度となります。

注意点として、救急外来受診時には、診察前にデポジットを支払う必要があり(5万円程度)、入院になると約25万円の前払いを要求されます。支払いできない場合は診察を拒否されます。従って、海外旅行傷害保険に入っておくことをおすすめします。

メキシコの医療レベルは、不安のないレベルのようです。しかし、それは都市部の私立病院での話。私立病院での治療は大抵高額となる場合が多いです。また、日本語はもちろんのこと英語も通じないことが多いようなので出発前には、通訳費用も込みの海外旅行保険の準備をしておいたほうがよさそうです。

大都市や観光地(メキシコ市,アグアスカリエンテス市,グアダラハラ市,カンクン市等)には,比較的医療レベルが高く救急医療体制の整った病院がありますが,地方都市では十分な治療が受けられる病院はほとんどありません。万一に備えて,緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。

地方には医療機器が揃っていないため、緊急の場合はメキシコシティやグアダラハラ、モンテレーと言った大都市に移動する必要がある。尚、同地での医療行為には費用がかかるため、メキシコに来る際は海外傷害保険に加入されてから来る事をお勧めする。

・メキシコの医療費は高額。
手術を伴う入院治療等は、経費が数百万円に及ぶこともあるとか。充分な額が保証される海外旅行保険に加入していた方が安心。