海外に長く住んでいると、知り合いから、
「海外旅行保険の延長を拒否された!」
という話を聞いたりします。

原因は、大体、海外旅行保険の使いすぎ

最近は、保険会社も苦しいんでしょう。
海外旅行保険の更新(延長)の基準も、
厳しくなりつつある
ようです。

上海で聞いたウワサですが、

海外旅行保険に入っていれば、
外国人向けの「いたれり尽くせり」病院に行っても、
財布が痛まないので、

日本なら行かないレベルの病気でも病院に行ったり、
薬局で買える薬も「病院なら保険でタダでもらえるから」と
病院へ行く人もいますよね。

人によっては、完全帰国が目の前になったときに、
保険を使っておかないと、もったいないし」と、
健康なのに病院に行ったり・・・などなど。

そこにプラス、
病院側の儲け主義が加わりますからね。

そりゃぁ、保険会社も厳しくなるわけです。

そんな現状プラス、金融危機ですからね。
破綻しかけたAI●は当然ですが、
他の保険会社も運営が厳しい

こういう事情があって、海外保険の延長(更新)基準も
厳しくなっているみたいなんですね。

なんか、無駄遣いしている人のせいで、
真面目に使っている多数の人が、保険を延長(更新)しづらくなるのも
納得いかないんですが、保険ってやっぱり、
みんなから集めたお金を運用していくものなので、
どうしてもこうなってしまうみたいなんですね。

悲しい現実ですが。。。

で、タイトルにも書いた対策です。
一応、身を守るために知っておきましょう。

海外旅行保険の延長(更新)拒否対策

1.海外旅行保険がメインの保険会社は避ける
  (例、AI●やジェイア●)

海外旅行保険の更新(延長)の基準は、
どうも保険会社ごとに違う模様です。

上に書いたように、海外旅行保険そのものが、
あまり収益率が高くなくなってきている傾向があります。
だから、海外旅行保険のみでやっている会社は、
台所事情が厳しくなっています。
したがって、延長の基準も厳しいはず。

そのへんは、その他の損害保険と一緒にやっている
保険会社のほうが、海外旅行保険単独で黒字を
目指しているわけではない
ので、比較的余裕があり、
海外旅行保険の更新基準が、少しゆるいようです。

2.保険代理店さんに聞いてみる

このサイトで紹介している
海外保険の金子さんに聞いてみたところ、
金子さんのような代理店でも、治療費の請求回数などは
把握している
ようです。

ですから、他の保険代理店さんでも、わかるはず。
リアルタイムではないにしろ、保険加入者が、
どれくらい保険を使ったか、というのは、
調べればわかるはずなんですね。

そして、あとどれくらい使うと延長しにくくなるか、
というのも、わかるはずなんです。

だから、それを聞いてみる。
直接保険会社に聞いても、教えてくれないと思うので、
そのへんは保険代理店さんに、調べてもらう。

それとなく確認して、教えてくれる代理店さんも
あるはずです。いや、もっと言えば、
教えてくれない保険代理店さんは無知か怠慢
教えてくれる代理店さんの保険に入るべきです。

3.海外保険を3回以上利用した人は以後、注意する

保険会社によって延長拒否の基準が違うっぽいので
確実な数字はわからないのですが、
利用3回くらいで、保険延長の黄色信号が点灯するようです。

3回以上の治療費などを請求している方は、
一度、すぐに、「まだ使っても次回延長できるかどうか」を
代理店に確認
することをお勧めします。

また、高そうな病院に行った人、
高そうな治療を受けた人も同じです。
次の年のために、確認しておきましょう。

以上、この3つがポイントになります。

ポイントは以上。

・・・なんですが、
それはそれとして、

海外保険を無駄遣いする人って、
圧倒的に長期の保険加入者が多いみたいなんです。
(長いこといると悪知恵も覚えるから?)

なんか、ほんと、心配なんですが、
こんな状況が続くと、長期の海外旅行保険って、
サービスとして、なくなっちゃうかもしれません
(涙)。

今後も、長期の海外旅行保険サービスが続くためにも、
無駄遣いしている友人がいたら、

「お前のせいで海外旅行保険が滅ぶやんけ、ボケ!」

と、優しく叱ってやるようにしましょう。
(いや、ほんと、半分本気です)

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(続報)
実際に延長拒否をされた方に話を聞きました。
海外保険の延長(更新)拒否の対策その2