判断基準

サンパウロで盲腸手術:約40万円

  • 全体的に、日本と同じくらいの額の医療費(日本の10割負担額と比較)
のむてつ所長のむてつ所長

盲腸で40万円なので、「治療費」補償額の目安としては、最低200万円は欲しいところです。(「治療・救援費用」の合算なら1000万以上)

ブラジルの医療費は、日本と同じくらいです。治療費の限度額200万円なら、年会費無料のクレジットカード1枚でちょうどカバーできるレベルです。参考:海外旅行保険付帯カード比較表

ただし、重病となり日本へ移送になったときの費用は、かなりかかると予想されます。アメリカからの移送費が450万なので、少なくとも600万円ほどかかるでしょう。これもすべてカード付帯保険でカバーするなら(「救援者費用」という項目が、これに当たります)、年会費無料レベルのカードだと3枚必要になります。

また、カード付帯保険は90日間が最大です。それ以上の期間の場合は、別の節約方法が必要になります。こちらの記事にまとめています。⇒半年〜1年など長期海外旅行保険の節約方法3つ

以下、参考にしたデータ・情報

現在の為替レート:1ブラジル レアル=failed円 (←googleからの自動取得値)

↑この現在の為替レートは、下記の昔のデータと比較するときに、ご利用ください。

2008年のデータ

↓出典:ジェイアイ傷害火災HP(2008年。1レアル=約43円〜65円)

ブラジル(サンパウロ)の医療費
  内容 日本(健保なし10割負担の額)
救急車の料金 ①公営:無料
②民営:1.8万〜6万円
①無料
②通常利用しない
初診料 1.5万円 2,700円
病院部屋代
(1日当たり)
①相部屋:2.3万円
②個室:4.2万円
③ICU:15万円
①1.7万円
②2万〜5万円
③8.8万円
盲腸手術の治療費 ①総費用:42万円
②平均入院日数:3日
①40万円
②4〜7日間
骨折時の治療費
(橈骨末端閉鎖性骨折)
9万円 1.5万円
乳児死亡率(1,000人当たり) 42.1人 2.8人

2004年のデータ

↓出典:ジェイアイ傷害火災HP(換算レートは2004年3月。1レアル=約37円)

都市名 救急車の料金 入院
保証金
病院部屋代

(日額)
盲腸手術の
総費用
(入院日数)
ブラジル
サンパウロ 医療機関によって
差が大きい
39万円 1.2万円(個室)
4千円(一般)
医療機関によって
差が大きい

その他の情報

ブラジルの医療システムは医薬分業制です。医療機関には大きく分けると、大学病院、公立病院、私立病院がありますが、日本人が利用する医療機関は、医師や施設の充実度などの面から、主に私立病院です。…(省略)…
5. 医療機関情報(日本語対応可能/地域の中核病院の情報など)
サンパウロには、日本語対応可能な診療所が複数あります(但し、受付がポルトガル語のみの場合有り)。診療所の中には、診察料が高額なところもあり、初診で 800~1,000レアル(1レアル=約43円)程度かかる診療所もあります。診療所は基本的に現金払いとなるため、事前に金額の目安を聞いておくと安心です。また、日本語対応可能な医師が輪番で応対するため、診療時間などに制限がある場合もあります。

ちなみに保険のやりとりでめんどくさいことになったので、ブラジルの病院のシステムを少し説明しておきますので、気になる方は読んでみてください。

    【ブラジルの病院精算方法(手術&入院の場合)】

  1. 手術にかかる金額、入院にかかる金額、それぞれを大体の金額を会計担当者が算出。
  2. その金額を提示され、前払いする。(クレジットカード可)
  3. 医者から医者代を別途請求される。(クレジットカード不可。現金のみ)
  4. 最終的に使用した料金が退院時に算出され、2で支払った金額から差し引かれる。
  5. ※2の金額が実際の利用料金より多かった場合は病院より小切手で返金され、足りなかった場合には追加で支払いをする。

私は4の「実際の利用料金より支払額が多かった」という状態になり、保険会社とのやりとりでかなりもめました。
簡単に言うと、もしサンパウロで盲腸になったら意地でも保険会社がキャッシュレスで対応している病院を紹介してもらうのが一番めんどくさくないということです。